BTS/MRT沿線拡張で土地価格が最大26%上昇 REICがバンコク都市圏の最新レポートを公表
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政府系金融機関であるGovernment Housing Bank傘下の不動産情報センター(REIC)は、バンコクおよび周辺5エリアで土地価格指数が過去10四半期で最高水準に達したと発表した。背景には、BTS/MRT沿線拡張によるアクセス性向上と都市開発の加速がある。
REICによれば、BTS/MRT沿線の土地価格は、この10四半期の比較で最も急速な上昇率を示しており、住宅・商業双方の需要を押し上げている。



スクンビットライン:サムットプラカーン〜バンプー、ベーリング〜サムットプラカーン
スクンビットライン沿いの土地価格指数は338.6および333.7となり、前年比26.1%の上昇であった。
サムットプラカーン県のプラサムットチェーディ区やムアンサムットプラカーン区では、新都市計画と沿線拡張を追い風に、住宅開発と物流需要が急拡大している。
ピンクライン:ケーライ〜ミンブリー
ピンクライン沿いの指数は337.4で、前年比20.7%増。ラクシー、ブンクム、ノンタブリー市周辺では、改善された交通利便性により、バンコク東部エリアで働く層に人気の住宅ゾーンとして成長している。
パープルライン:バンヤイ〜タオプーン
パープルラインは指数529.3となり、前年比19.6%の上昇を記録した。
バンヤイ区およびノンタブリー市では、若い都市世帯を中心とした新築住宅・コンドミニアム開発が活発化している。
ブラウンライン/イエローライン:新たな成長軸
ブラウンライン(ケーライ〜ラムサリー)は前年比19.2%増の503.3、イエローライン(ラップラオ〜サムローン)は460.1となった。
スアンルアン、ワントンラン、ホイクワーン地区では、コンドミニアムやオフィス需要の高まりが価格上昇を後押ししている。
ブルーライン/ダークレッドライン:都心部の強さは健在
MRTブルーラインとダークレッドライン(バンスー〜フアランポーン)は、それぞれ指数654.8、644.6となり、前年比18.5%上昇した。
クローントーイ、ワッタナー、ホイクワーンといった都心部は、大型複合開発と鉄道網拡張により依然として主要なホットスポットである。
■ 2026年以降も上昇基調が継続か
REICは、来年以降に新たな鉄道プロジェクトが順次稼働すれば、沿線土地価格は年間15〜20%のペースで上昇し続ける可能性が高いと指摘している。
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GDM編集部







