タイへの外国投資が118%増加、バンコクが世界34位の魅力的な投資都市に|2024年最新データ
2024年12月24日、バンコク都庁(BMA)は、2024年1月から11月までに外国企業の投資が前年比118%増加し、バンコクが世界で34位に魅力的な投資都市としてランクインしたと発表した。2023年の45位から11位上昇した。
タイのビジネス開発局(DBD)は、2024年の11ヵ月間で884の外国企業がタイへの投資を承認されたと報告している。これにより、213.96億バーツ以上の投資がタイに流入し、前年比で118%増加した。
承認された外国企業の数は、2023年の612社から2024年の884社に増加し、44%の増加となった。
特に海運輸送の投資が増加しており、多くの他の都市が輸送に関する課題に直面する中、バンコクはその立地の優位性を生かして投資を引き寄せた。
また、BMAはサービス業の成長がバンコクの国際的なビジネス拠点としての可能性を高めており、ビジネスのしやすさと投資魅力がその要因だと述べている。
2024年のタイへの投資額上位国は以下の通りだ。
(データは過去の投資額の累計であり日本が大きく割合を占めているが、直近では中国企業の投資・進出が著しい)
DBDは、2024年の最初の11ヶ月間で281社(全体の32%)の外国企業が東部経済回廊(EEC)に投資し、2023年同期の120社から134%増加したと発表した。
EEC地域の総投資額は50.39億バーツで、前年比158%増加した。
外国投資を受けた主な業種には、自動車産業のエンジニアリング設計、電子機器および電気機器の組立、ソフトウェアプラットフォームサービス、熱処理、および自動車、鉄鋼、プラスチック産業の部品製造が含まれている。
ソース:
- https://www.thailandplus.tv/archives/661500(2021-2022年データ)
- https://www.dbd.go.th/news/181221266(2022-2023年データ)
- https://www.nationthailand.com/business/investment/40044456(2024年12月24日発行)
- https://www.nationthailand.com/business/trading-investment/40045097
GDM編集部